本記事には汚れたソファーや汚水の画像があります。
苦手な方はご覧にならないようお願いいたします。
我が家のリビングにはソファーがありますが、長年使用していたため、ひどく汚れてしまっていました。
シミだらけのソファー
いつかは掃除したいと思っていたのですが、ソファーの掃除は難しそうなので見て見ぬふりをしていました。
そんな中、リンサークリーナーというものがあることを知り、気になったため購入して使ってみました。
本記事は、以下の方を対象としています。
- ソファーの掃除方法を知りたい方。
- リンサークリーナー（RNS-300）の使用感を知りたい方。
リンサークリーナーとは
リンサークリーナーとは、丸洗いできないソファーやカーペットなどの布製品を洗浄するための道具です。
アイリスオーヤマ（IRIS）のリンサークリーナー（RNS-300）について
リンサークリーナー（RNS-300）
基本情報
RNS-300の基本情報は以下のとおり。
| 電源 | コンセントからの給電のみ（100V 50/60Hz） |
|---|---|
| 本体サイズ | 幅約24.6㎝ × 奥行約14.6㎝ × 高さ約31.2㎝ |
| 電源コードの長さ | 約3.0m |
| ホース長さ | 約1.0m |
| 質量(付属品含む) | 約2.7kg |
| お湯使用温度 | 約40℃まで |
本体＆付属品など
RNS-300の本体＆付属品などは以下のとおり。
外箱
※サイズ比較のために殺虫剤を横に置いています。
取扱説明書など
取扱説明書の裏に1年間の保証書があります。
本体＆付属品
箱から取り出した状態
組み立てた状態
本体の上部に取っ手があり、持ち運ぶことができます。
リンサークリーナーレビュー（ソファーの掃除編）
ソファーの掃除 1回目（水のみ）
掃除の準備（清水タンクに水を入れる）
ハンドツールを外し、清水タンクに水を入れます。
水は約300㎖入ります。
300㎖＝300ｇなので片手で持つには重いです。
ハンドツールの使用感について
ハンドツールの噴射レバーを1度握ると１度水が噴射されます。
噴射レバーを握りっぱなしで水が噴射され続けるわけではありません。
このため、毎回噴射レバーを握る必要があります。
噴出レバーは硬いです。握力用の筋トレグッズ（握るやつ）を使っているようです。
一度に掃除できる範囲
広告のように撫でるようにハンドツールを使っていたら、ソファーが水でマダラになってしまいました。
1度に水が噴射できている範囲を測ってみると、ノズル分＝洗浄ブラシ3つ分（約3㎝）しか噴射できていないことが分かりました。
吸引音について
吸引音は布団の圧縮袋を掃除機で圧縮しているような音がします。
集合住宅などでの夜間の使用は控えた方が良いと思います。
掃除後の仕上がり 1回目
広告のようにハンドツールを撫でるようには使えなかったため、クワで耕すようにガシガシとブラシ部分を使うことを意識して掃除をしました。
噴出した水でソファーがびしょびしょになったため、バスタオルを敷いて乾かしました。
1回目の掃除完了時点での仕上がり。
Before
After
乾いた後の仕上がりに満足できなかったため、2回目の掃除を行います。
汚水の処理について
水だけの掃除でこれだけの汚れが取れました。
汚水の処理のため、本体から回収タンクを引き抜きます。
回収タンクの底部にドレインキャップがあるので外して、汚水を捨てます。
ソファーの掃除 2回目（水と重曹併用）
掃除の準備（ソファーに重曹をまく）
ソファーの掃除の仕方を調べたところ、重曹が有効だと分かったので使用します。
重曹をまいて1時間放置しました。
掃除機で重曹を取り除きます。
左側のみ重曹を取り除いた状態。
両側取り除いた状態。
掃除後の仕上がり 2回目
1回目と同じように水のみでハントツールを使い、ガシガシとソファーを耕しました。
乾いた後の仕上がり。
汚水は重曹を併用した時の方が色が濃く出ています。
使用結果
ソファーの掃除結果
Before
After 1回目（水のみ）
After 2回目（水と重曹併用）
汚水の状況
After 1回目（水のみ）
After 2回目（水と重曹併用）
総評【イマイチ】
ソファーの掃除において確実に一定の効果はあるが、値段分の価値があるのかは個々の判断による。
個人的には3～4千円程度であれば納得できる価格であった。
【良い点】
- 電動で水気を吸い取ってくれる。
- 専用の道具を使っているという安心感がある。
【悪い点】
- コードレスではないため、車内の清掃で使用する場合はコンセントを延長する必要がある。
- ハンドツールの噴射レバーを握らないと水が出ないため、広告のように撫でるように掃除ができない。
- 噴出レバーが硬い。
- 水を入れるとハンドツールが重い（300ｇ以上）。
- 一度に水を噴出できる幅が3㎝程度のため、何度も重く硬いハンドツールを使用する必要がある。
- ハンドツールは下方に向けないと使えないため、ソファーの背もたれを掃除する場合は、ソファーを傾ける必要がある。
- 吸引音が布団の圧縮袋を圧縮しているような音がするため集合住宅では夜間の使用には不向き。
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