通勤や通学の時にYouTubeを見たり、音声で学習したいときにどのようなイヤホンが最適なのか迷っていませんか?
今回は僕が自分で利用するためにどのようなイヤホンが最適なのか考えた際に「ワイヤレス片耳イヤホン(カナル型)」が最適だという結論に至ったのでその理由をお伝えいたします。
通勤&通学時のイヤホン使用時における要件について考える
通勤&通学時のイヤホン使用においては、以下の要件を満たす必要があると考えています。
- 必須 外部の音が聞き取れること
- 必須 音漏れで周囲の迷惑とならないこと
- 必須 通勤&通学中に電池が切れないこと
- 任意 装着していることが煩わしくないこと
- 任意 持ち運びが容易なこと
- 任意 安価であること
イヤホンの種類
まずはイヤホンにはどのような種類があるのかを知りましょう。
イヤホンの種類は装着方法別に以下のように分類されます。
- カナル型
- インナーイヤー型
- 耳掛け型
- 骨伝導型
またイヤホンではないため今回は対象外ですが以下のような類似品もあります。
- 首掛け型(ネックスピーカー)
- ヘッドホン
- 携帯スピーカー
カナル型
インナーイヤー型
耳掛け型
骨伝導型
【必須】外部の音が聞き取れること
通勤&通学中の交通事故や公共交通機関の乗り過ごし等を防ぐため『外部の音が聞き取れること』は必須の要件です。
外部の音が聞こえる状態であっても自転車や自動車を運転中にイヤホンを使用することは法令や条例違反となる可能性があるため使用しないようにしましょう。
外部の音を聞くためには『片耳だけにイヤホンを装着する』か『耳にイヤホンを装着しない』かの2択しかありません。
残念ながら『外部の音が聞き取れること』の要件を満たすためには『完全独立型』では両側から音を聞くことは諦めなければなりません。
両側から音を聞きたい場合は『左右一体型』の『骨伝導型』しか選択肢がないことになります。
要件を満たす | 要件を満たさない | |
完全独立型 (片耳用または片耳使用時) |
| 該当なし |
左右一体型 (両耳用または両耳使用時) |
|
|
外部の音を聞くためには
『完全独立型』の場合は『片耳のみ(骨伝導型を除く)』使用する。
『左右一体型』の場合は『骨伝導型』を使用する。
【必須】音漏れで周囲の迷惑とならないこと
公共交通機関利用時や周囲の人を不快にさせないため『音漏れで周囲の迷惑とならないこと』は必須の要件です。
[【必須】外部の音が聞き取れること]の結果のうち、要件を満たさない部分を削除した表は以下のとおりです。
外部の音が聞き取れるイヤホン | |
完全独立型 (片耳用または片耳使用時) |
|
左右一体型 (両耳用または両耳使用時) |
|
上記の状態から今回の『音漏れで周囲の迷惑とならないこと』の要件を満たすものがあるのかを確認します。
要件を満たす | 要件を満たさない | |
完全独立型 (片耳用または片耳使用時) |
|
|
左右一体型 (両耳用または両耳使用時) | 該当なし |
|
上記の表のとおり、残念ながら唯一の『左右一体型』が存在した『骨伝導型』は構造上音漏れしやすいことから要件を満たさないことが分かりました。
また、『インナーイヤー型』と『耳掛け型』も『カナル型』に比べると構造上音漏れしやすいです。
外部の音を聞くことができ、かつ音漏れしない方法は『完全独立型』イヤホンを『片耳のみ』で使用する。
要件を満たすイヤホンは『カナル型』、『インナーイヤー型』、『耳掛け型』の3種類。
【必須】通勤&通学中に電池が切れないこと
通勤&通学の途中にイヤホンの電池が切れてしまっては意味がないため『通勤&通学中に電池が切れないこと』は必須の要件です。
有線イヤホンの場合は電池切れの考慮は不要です。
無線イヤホンの場合は片道分の電池が持って勤務中や授業中に充電が行えるか、両耳を片耳ずつ使って往復を乗り切ることができる必要があります。
有線イヤホンの場合は電池切れの考慮は不要。
無線イヤホンの場合は片道分の電池が持って勤務中や授業中に充電が行えるか、両耳を片耳ずつ使って往復を乗り切ることができる必要あり。
【任意】装着していることが煩わしくないこと
任意の要件となりますが『装着していることが煩わしくないこと』も考慮すべきポイントです。
特に無線(ワイヤレス)イヤホンを使用したことがない方は、ぜひ一度その快適さを体験していただきたいです。
充電が必要なデメリットを加味しても線がないことの快適さはそれを上回る十分なメリットとなっています。
また有線イヤホンで片耳用は種類が少ないです。
僕は100円ショップで片耳用有線イヤホン買ったことあるけど、ノイズがひどすぎて使い物にならなかったなぁ。
メリット | デメリット | |
無線(ワイヤレス)かつ片耳用または片耳使用時 |
|
|
有線(ワイヤード)かつ片耳用 |
|
|
有線イヤホンでも気にならなければ問題ないですが、無線イヤホンの方が快適なのでおすすめ。
【任意】持ち運びが容易なこと
任意の要件となりますが『持ち運びが容易なこと』も考慮すべきポイントです。
無線(ワイヤレス)イヤホンでも、有線(ワイヤード)イヤホンでも持ち運びには問題なし。
ただし、無線イヤホンの場合は専用ケースがある場合が多いのに対し、有線イヤホンの方は線が絡まったり、かさばることもあるため無線イヤホンの方がおすすめ。
【任意】安価であること
任意の要件となりますが、紛失したり盗難にあっても被害が最小で済むよう『安価であること』も考慮すべきポイントです。
普段使いの消耗品という位置づけだと気が楽かな。
紛失や故障してしまっても落ち込まない金額のものを購入しよう!
結論:通勤&通学にはワイヤレス片耳イヤホン(カナル型)がおすすめ!
ここまでの内容を表にすると以下のとおり。
片耳用または片耳使用時のみ | 片耳用または両耳用 | |||
カナル型 | インナーイヤー型 | 耳掛け型 | 骨伝導型 | |
必須 外部の音が聞き取れること | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
必須 音漏れで周囲の迷惑とならないこと | ◎ | 〇 | 〇 | × |
必須 通勤&通学中に電池が切れないこと | ◎…有線 〇…無線(ワイヤレス) | ◎…有線 〇…無線(ワイヤレス) | ◎…有線 〇…無線(ワイヤレス) | ◎…有線 〇…無線(ワイヤレス) |
任意 装着していることが煩わしくないこと | ◎…無線(ワイヤレス) △…有線 | ◎…無線(ワイヤレス) △…有線 | ◎…無線(ワイヤレス) △…有線 | ◎…無線(ワイヤレス) △…有線 |
任意 持ち運びが容易なこと | ◎…無線(ワイヤレス) △…有線 | ◎…無線(ワイヤレス) △…有線 | ◎…無線(ワイヤレス) △…有線 | ◎…無線(ワイヤレス) △…有線 |
任意 安価であること | - | - | - | - |
【表の凡例】
◎…とても良い
〇…良い
△…いまいち
×…良くない
-…場合による
残念ながら『骨伝導型』は『 必須 音漏れで周囲の迷惑とならないこと』の観点を満たすことができなかったので選択肢には入りませんでした。
通勤&通学の選択肢に入るのは『カナル型』、『インナーイヤー型』、『耳掛け型』ですが、構造上音漏れしにくい点で『カナル型』が一歩リードしているため、当サイトでは『ワイヤレス片耳イヤホン(カナル型)』をおすすめといたします!
『有線』であることが気にならないのであれば電池切れの心配のない有線もいいかもね。
おすすめのワイヤレス片耳イヤホン(カナル型)
お試しはこのあたりから
有名メーカー品が良いならこちら